【本物さで生きること】
NVCを学び始めた6,7年程前
ニーズシートにある「本物さ」という言葉に出会い、震えた。
私がずっと求めているのは、この「本物」であることな気がしたから。
そこから「本物である」ための努力が始まる。
学び、在り方を整え、常に凛とした自分に出逢うために。
けれど今、かつてあんなに望んだ「本物の自分」なんて、幻想なんだな、と思っている。
どこからどう見ても、どこからどう切っても
金太郎飴みたいに、ほんものの自分がでてくる日はきっと一生こない。(知らんけど)
というか、それが私がのぞんでた、「ほんもの」authentic(オーセンティック)であることの意味ではないのだと、あきらめたと言った方が正確かもしれない。
けれど、私は毎瞬毎瞬変化し、流れている私の内側にあるエネルギーと外側に現れるもの間に、乖離がない状態でありたいと常に願っている。
それは、どこから切っても同じ私がでてくるということではない。
むしろ、毎瞬毎瞬微細に、繊細に変化している私だ。
私の内側にうごめくエネルギーがどんなにドロドロとしたものであっても
それを偽ることなく感じ取ることができているとき。
身体も言葉もまなざしも、そのエネルギーを純粋な形で表現できているとき。
私は私の【authenticである】【本物である】というニーズを満たしている感じがする。
内側にうごめいているエネルギーが、何なのか感じ取れないとき。
呼吸し、自分の内側に潜り、場の中で話を聴いてもらい
また、人の内側のエネルギーを感じ、聴き、
再び自分の言葉を紡いでみる。
そしてわたしは、わたしの内側に何がうごめいているのか、迎えに行こうとする。
ただ、いま、この瞬間に流れるエネルギーの連続性。
それを感じ取り、そのままに表現すること。
それが私が生きたい、本物さで生きることだと思うから。



