2月17日(月)ブレスワークとリバースワーク~再びうまれる~

今生きることを選び取るために、再び生まれる時間

~私のいのちを最大限に生きたいからこそ、もう一度自分の意志で生まれる~

ブレスワークとリバースワーク(助産)の融合

ブレスワークは、呼吸を通じて内なる自分と深くつながるプロセスです。
普段の意識を超えた場所に触れることで、抑え込んできた感情や記憶が浮かび上がり、それらと向き合う時間が訪れます。

リバースワークは、象徴的な「再誕生」を体験するワークです。

子宮の中に戻り、自分の意思で「もう一度生まれる」決断をすることで、自分自身の命にまっすぐに向き合います。

今回のセッションでは呼吸を通じて自分自身に深く潜り、開き、命の源に触れた後、リバースワークを行います。

この二つを組み合わせることで、参加者一人ひとりが深い癒しと再生を体験できる場を創りたいと思っています。

 

私の人生と、このセッションに込めた想い

私がどうして、この道に導かれてきたのか、少し長くなりますがお話しさせてください。

私は助産師であり、ブレスワークガイドとして活動しています。
新しい命の誕生に立ち会い、呼吸を通じて人々の内なる命を見つめること――それは、私にとって「生きる」ということそのものです。

 

 

兄の死
矛盾するようですが、私が「命の力」を信じるようになった背景には、兄の死があります。

私の兄は、自ら命を絶ちました。

私は深い痛みとともに

なぜ私は生きているのか」「なぜ兄は生きることを選ばなかったのか」

「生きるとはそもそもどういうことなのか」「わたしたちはなぜ生きるのか」

という答えのない問いを抱えました。

 

向精神薬に頼った日々と「感情の消失」
兄の死後、私はその痛みに耐えきれず、向精神薬に頼るようになりました。
薬を飲むことで、私は一時的に自分の感情を押し殺し、痛みを感じないようにすることができました。

でも、それは同時に私の「生きている感覚」そのものを失わせました。

 

感情を消すことは、痛みを一時的に遠ざけることはできても、本当に生きているという実感を失わせます。

 

感情を消した日々が限界を迎えたとき、私は入院します。

そして私は薬に頼ることをやめ、自分の痛みに向き合う道を選びました。

その長い道の中で、偶然のような必然の流れで長女を授かり、助産師として命に立ち会う道に導かれ、さらにブレスワークに導かれていきます。

兄の死は私の人生を大きく変えました。兄が死んでよかったなんて1ミリも思わない。もう一度会えるなら、何だってする。

けれど兄の死がなければ、私はいまの家族と出会えなかったかもしれないし、母になる道や助産師の道を選ばなかったかもしれない。

そして、命の循環を深く見つめることもなかったでしょう。

 

助産師としての経験

助産師として、数えきれないほどの命の誕生に立ち会いました。それは必ずしも、喜びばかりとは限りません。

たくさんの方の心からの悦び、また心からの嘆きの場面に立ち会わせていただきました。

 

命が生まれる、新生児が産声をあげる、というのは、ただの生物的な出来事ではありません。本当に奇跡的なことなのです。

そしてその命が生き続けいま、ここに在る、ということは限りない奇跡の連続です。

 

助産とブレスワーク

 

助産師としてだけでなく、人としての私自身もまた、痛みや絶望から、何度も「再び生まれる」経験を繰り返してきました。

痛みや問いを通じて、命の重みや美しさを感じること。

それは、助産師として関わらせていただいた方たち、そしてブレスワークが教えてくれたことです。

呼吸の流れによって、自分の身体や心の奥深くにアクセスし、感情や記憶が浮かび上がる。

 

そのプロセスは時に苦しく、涙が止まらないこともあります。

でも、呼吸を通じて私は「本当の私を生きている実感、いのちの感覚」を少しずつ取り戻しているのだと思います。

ブレスワークは私にとって、命そのものです。

それはただの技術ではなく、私の内なる命とつながる時間です。

そして、ブレスワークの中で感じた「命の力」を多くの人と分かち合いたいという想いが、私をガイドとしての道へと導きました。

なぜ少人数開催なのか

このセッションは、最大7名の少人数グループで行います。
それは、安心して深いプロセスに向き合える空間を作るためです。

少人数で行うことで、一人ひとりの人生、存在、そしてあなた命の物語をしっかりと見守ることができます。

 

私たちは皆、生きる中で痛みや問いを抱えます。

それは消えない傷かもしれませんし、心の奥に埋もれた声かもしれません。

だけど、その痛みと正直に向き合い、そこから再び立ち上がることで、人は自分の命を再び生きる力を取り戻すことができる。

私はそう信じています。

 

このセッションは、ブレスワークとリバースワークを組み合わせた特別なプロセスです。

呼吸を通じて命の源に触れ、自分自身の意志で「もう一度生まれる」体験を通じて、新たな一歩を踏み出す時間を過ごしませんか。

 

セッションの流れ
13:00~
オープニング(瞑想やエクササイズで心と身体を整える)
13:30~
ブレスワーク(呼吸を通じて内なる問いに向き合う)
15:30~
リバースワーク(象徴的に子宮の形の袋から陣痛を経て、もう一度生まれる体験)
17:00~
シェアリングとクロージング(体験の振り返りと分かち合い)

開催情報
日時: 13:00~17:30
場所: 聖徳寺本堂
定員: 最大7名
参加費: 18,000円→早割:15000円(2月2日まで)

最後にわたしからあなたへ

 

このセッションに参加すること――それは、ただの体験ではなく、あなた自身と深く出会う旅です。

私自身、痛みや迷い、感情の消失を経験してきました。
それでも、呼吸を通じて命の力に触れることで、何度でも「息する」「生きる」ことを選び取ってきました。

私たちは皆、痛みや問いを抱えながら生きています。
でも、痛みの奥には、まだ触れていない自分自身の本当の声が隠れています。

ほかの誰の声でもない、あなたの内側の声に耳を傾けていきましょう。

ただ、そのままのあなたでいてください。

私はこの場で、あなたがどんな感情も、どんな状態も、そのまま受け入れられるように見守ります。
安心して、あなたの内なる声とつながる旅をしてください。

 

あなたの命の物語が、これからさらに力強く、愛に満ちたものになりますように。
心を込めてお待ちしています。

お申込みはこちらからどうぞ!

 

ブレスワークガイド/助産師もりたもえ

質問やお問合せは

moetmorita1122@gmail.comまでお願いいたします。

 

公式ウェブサイト https://breathworkmoet.com/
Instagram https://www.instagram.com/breathworkmoet/

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開催13日前〜3日前:50%
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